皆さん、こんにちは。
5月も半ばを過ぎ、木々の若葉が美しい季節となりました。
街中でも花々が咲き誇り、見ているだけで心が癒されるように感じます。
この季節の花といえば、何といっても「バラ(薔薇)」
花屋さんの店先では1年中売られていますが、本来の開花時期は初夏と秋の2回。まさに今がシーズンです。
バラは花の女王とも呼ばれ、古くから世界各国で多くの人々に愛されてきました。
花の種類は全然知らなくてもバラの花だけは見分けがつく という方も多いのではないでしょうか?
バラの花は40,000種類以上あるといわれ、今現在も品種改良によってたくさんの新しい品種が誕生しています。
・一重咲き ・八重咲き
・大輪の一輪咲き ・小さな花がたくさん咲くスプレーバラ
・花びらが剣のようにとがっている「剣弁」「半剣弁」 ・丸く見える「丸弁」 ・波を打ったような「波状弁」
・庭や鉢植えで育てるガーデン用 ・プロが育てる切り花用
バラエティに富んだ花たちが私たちを楽しませてくれています。
新種のバラは、品種登録の手続きが必要です。その際に開発者は自由に名前を付けることができるので、バラの名前も個性豊か。
人名がついているのは、その人に捧げるための花 ということでしょうか。
「オードリー・ヘップバーン」「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ」「マリー・アントワネット」など。
物語の登場人物では「紫の上」(源氏物語)「チャーリー・ブラウン」(スヌーピー)「スノーホワイト」(白雪姫)なんていう名前も。
日本語で「しのぶれど」「銀世界」「ひなあられ」と名付けられた品種、どんな花なのか見てみたくなりますね。
バラの花言葉は「愛」「美」がよく知られていますが、実は花の色によって違った意味合いを持っています。
赤=「あなたを愛しています」「愛情」「美」「情熱」
白=「純潔」「私はあなたにふさわしい」「清純」「素朴」
ピンク=「上品」「可愛い人」「美しい少女」
黄色=「友情」「平和」「嫉妬」
オレンジ=「信頼」「絆」「無邪気」
そして、本数によっても意味が違ってくるのはご存知でしょうか?
1本=「一目ぼれ」
3本=「愛してます」
5本=「あなたに会えて良かった」
12本=「私と付き合ってください」
99本=「永遠の愛」
108本=「結婚してください」 などなど。
108といえば、思い浮かぶのは煩悩の数。それがどうして「結婚してください」になるのでしょう?
諸説ありますが、108→とわ→永遠 の語呂合わせからきているという説が有力です。
だから、108本でプロポーズするのは日本限定。欧米では「dozen rose」=12本のバラの花束を贈るのがポピュラーです。
12本それぞれに「愛情」「情熱」「感謝」「誠実」「希望」「幸福」「信頼」「真実」「尊敬」「栄光」「努力」「永遠」という誓いの意味があるのだとか。
どちらのバージョンも、それぞれの形で愛する人への想いが込められているのですね。
バラは香りもいろいろです。
品種により香りが違うのはもちろんですが、気温や季節、育った環境で同じ花でも違いが出てくるのだとか。
種類によっては咲き始めと満開で変化があるので、その細やかな違いを感じとるのも醍醐味でしょう。
今が盛りのバラの花、多くのバラ園ではフェスティバルを開催中です。
お散歩しながら、住宅街のガーデニングを眺めるのも面白そう。
色、形、香り、名前、花言葉とさまざまな角度からバラの花を楽しんでみませんか?
電話占いアクシア 桜珠(おうじゅ)でした
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