こんにちはアルカスです。 いつも大変お世話になっております。だいぶ間隔が空いてしまいましたすみません。朝鮮民主主義人民共和国、日本では「北朝鮮」と呼ばれている国(本稿では以下「共和国」と記します)の朝鮮労働党委員長であり、共和国の実質的な最高権力者・金正恩氏のネイタルチャート解読、遅ればせながら第4回です。どうぞよろしくお願い致します。
金正恩氏 1984.1.8 6:58 平壌
本チャートは共和国が認定したデータを基に作られている訳ではありません。
正恩氏の基本データ、生年月日等の情報は公表されていません。
アメリカおよび韓国の政府情報筋から出ているデータを、自分で言うのもなんですが、鵜呑みにしています。
生まれ時間はおそらく日の出前の早朝だろう、と噂話をそのまま真に受けてるだけです。
つまり本チャートは信憑性があるかもしれないし、ないかもしれない。
このチャートデータがご本人の本当のデータであった場合と仮定しての、チャート解説をさせていただいております。
今回はアスペクトから興味深いものを一つ、ご紹介させていただきます。
4.月(双魚8.35度)トライン 土星(蠍14.29度)
月は第7室を支配する蟹サインの守護星です。7室には結婚のパート(ASC+7thC-金星=蟹24.08度)もありますので、月は正恩氏のパートナー、結婚相手の星と認められます。
土星は前回でも述べた通り、ASC山羊の守護星ですので、本チャートの持ち主である正恩氏の象徴星となります。
二星は良い角度を取っておりますので、正恩氏とその妻・李雪主(リ・ソルジュ)氏の関係もとても良好なのではないかと推察されます。
されるんですけど、奥さん1989年9月28日生まれらしいんですよね。
という事は今年28歳になる。正恩氏は現在33歳。
82年,85年生まれという報道もあり、確かな事は分からないようです。
でも奥さんの方が年上にはちょっと見えない…かな?
日本のマスメディアに夫人ではないかと報道されだした頃の事を覚えていますが
確かに20歳くらいに見えましたしね。
何が気になっているのかと言うと、このアスペクトはもう一つ、惑星が絡んでいるんです。それは金星です。
金星(射手8.14度)スクエア 月(双魚8.35度)
月は金星と正確な90度の角度を作って21分分離、その後約6度先の土星に接近の120度を作るべく、移動しています。
月がある星からアスペクト分離し、ある星へとアスペクト接近していくこの動きを専門用語で「トランスレーション」と呼びます。
ファーミカスの著書には星別に月のトランスレーションの意味合いが載っているのですが、金星から土星へのトランスレーションは、特に月が満ちていくモードで夜チャートだった場合、年上か親族の一人と結婚するだろう、と出ているのです。
以前、正恩氏には噂になった女性がいましたが、その人は現在38歳らしいんですよね。残念ながら先代の許しが出ず、結婚は難しかったらしいのですが。
このトランスレーションからの暗示ですと、元彼女?の方がよりパートナーのイメージ的に近い、のかもしれないです。
ありがとうございました。この項はここまで。
次回に続きます。
アルカス