こんにちは!サラスバティです。
今年、3月7日東大寺のお水取りを見にいきました。
突然思いたっていったので、バスに席がなかったりしましたが、結局一番前の一番良い席になり快適に行くことができました。
このあたりから、「もしや?」とは思いましたが、その時の不思議な体験をお話しします。
奈良の3月の夜7時頃は、風も強くとても寒かったのを覚えています。
時間になると、松明を持ったお坊さんが、ニ月堂の四方を走って回ります。
業火で浄化する勇壮な行事です。
大勢の人が、無病息災を願い火の粉を浴びようとごったがえしてるなか、
私は、引っ張られるよう斜め後方の四月堂の前から、二月堂の全景を見てました。
その時、突然辺りは、真っ暗闇になり、松明の明かり、またたく星、私、だけになりました。
その闇の中で、はてしない宇宙の中の「孤」を感じました。
「私はなんて孤独なんだろう」
「死ぬときはこんな感じかなぁ!」
「私は孤独に強いはずなのに」
と、自問自答していると、観音様より、
「違う!個である!」とお言葉が聞こえました。
「全宇宙「個」の集まり」「一つ一つが大切な個」
「そうだ!大切な一人一人の個を認める世界!」と、思い至った時
私の背後から、何本もの仏様の手が延びてきて包まれました。
「私は一人じゃない!観音様がいつもおいでくださるんだ!」と改めて感じ、胸が熱くなりました。
四月堂の仏様は、以前お参りさせて頂いた十一面観音様でした。
私に「お水取り」をお見せくださったんだなぁと思いました。
また、後から聞いたところ以前は、四月堂に千手観音様がいらっしゃったと知り、背後からの、何本もの手が理解できました。
私が、呼ばれたように出かける時、何かしらのお勉強がはいります。
今回は、「個」と「孤」の意味を深く考える時間を頂きました。
どうか、皆様決して「一人ぼっち」ではありません。神仏様が見守ってくださってます。
また、悪事を隠しても、星、月、太陽は、見ています。
隠し通すことはできません。
お互いの「個」「個性」を尊重し、大切に一日一日を生きましょうね❗