皆さん、こんにちは。
前回に引き続き、花言葉のお話をもう少し。
贈り物の定番、薔薇(ばら)の花。
本数によって意味が
違ってくることをご存知ですか?
1本 「一目ぼれ」
3本 「愛してます」
5本 「あなたに会えて良かった」
99本 「永遠の愛」
108本 「結婚してください」
…などなど
どれもロマンティックで素敵。
でも、どうして108本が
「結婚してください」なの?
108って、確か煩悩の数?
*煩悩(ぼんのう)とは、
仏教用語で心身の苦しみを生み出す精神の働き。
欲望、怒り、執着など。
除夜の鐘を108回つくのは煩悩を追い払うため。
う~ん、愛の言葉にはマッチしないような気が…。
諸説ありますが、108→とわ→永遠
語呂合わせからきている
という説が有力です。
だから、108本でプロポーズは日本限定。
欧米では「dozen rose」=12本の薔薇(ばら)の
花束を贈るのがポピュラーだとか。
12本それぞれに、
愛情、情熱、感謝、誠実、希望、幸福、信頼、
真実、尊敬、栄光、努力、永遠
という誓いの意味があるそうです。
どちらのバージョンも、
愛する人への想いが込められているんですね。
花言葉といえばポジティブなイメージですが
実は、不吉な意味を持つ花もあるんです。
弟切草(おとぎりそう)= 「復讐、恨み」
薬草の秘密を漏らしてしまった弟を、
怒った兄が斬り殺した
という言い伝えからつけられました。
ガマズミ=「私を無視しないで」
秋になると赤い実をつけますが
その実がとても役に立つことからきています。
黒百合(くろゆり)=「呪い」
嫉妬に狂った武将に殺された側室がかけた
「黒百合の花が咲くときに武将の家は滅ぶだろう」
という呪いの伝説が由来になっています。
自分の口から言わなくても、
花がこっそり伝えてくれる
そう考えると、お花を選ぶのがより
一層楽しくなるかもしれません。
花屋さんの店先で、
ほんの少しだけ花言葉のことを
思い出してみてくださいね。
どうか、皆さんにたくさんの
良いことが訪れますように。
胡蝶蘭(こちょうらん)=「幸せがやってくる」
電話占いアクシア 桜珠(おうじゅ) でした。
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