皆様、こんにちは。
少しづつ春めいた陽気にウキウキする今日この頃。
ご機嫌麗しくお過ごしでしょうか?
あっという間に3月、お雛祭りですね。
最近は7段飾りが億劫で
押入れの奥に眠ったままでございますが、
それでも小さな雛飾りや豆雛を見つけると、
ついつい手を出してほっこり気分に浸っております。
雛祭りといえば、
女の子の健やかな成長を願う行事ですが、
私が幼い頃に祖母に言い聞かされていたのは、
お人形が身代わりになって厄災を引き受けてくれる。
だからお嫁に行くまで大切にしなくてはいけない。と。
確かに、雛祭りの由来は、
中国から伝わる上巳の節句で、
藁で作った人形(ひとがた)で体を撫で、
穢れを移して川に流すという風習から。
そこに当時の貴族階級女子のおままごと遊び、
紙のお人形のひいな遊びが結びついたもの。
そして流し雛の風習が生まれました。
江戸時代になりお人形作りが発展して
流すものから飾るものへと変化したようでございます。
桃の花を飾ることにも意味があり、
桃は古代から魔除けや長寿の力があり、
縁起のいいものとされていました。
桃の花のお酒を飲み、
桃の葉のお風呂に入り邪気を払う。
旧暦では桃の花の咲く時期と重なることもあり
桃の節句といわれるようになったそうです。
菱餅の色にも
赤は魔除け、白は清浄、緑は健康を
願う意味が込められています。
蛤のお椀には、
蛤が対になった貝しか蝶番が絶対に合わない。
ということから、
生涯一人の人と添い遂げる。といった
親の願いが込められていたようでございます。
結婚が娘の幸せを左右する時代でしたからね。
結婚だけが幸せの形ではない。
という現代においても、
親は子供の幸せを願ってやまないものでございます。
皆様の心の平安を願って、
益々のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
電話占いアクシアのUgetsuでした。
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