知らないうちにあなたをコントロールしてくる”毒親”
最近ネットで親による小さな子供への
悲しい虐待のニュースを目にします。
育児放棄や精神的・身体的な虐待
目を覆いたくなるような性的な虐待。
虐待は家庭内で日常の中で起っています。
悲しいことにほとんどの場合、
毒親によって虐待の被害を受けるのは
抵抗する力を持たず、逃げるすべを持たない
小さな子供たちです。
親による虐待は程度に差があるのですが
様々な形で起きていています。
深刻な暴力やネグレクト、性的虐待を除き
多くの場合は虐待の事実に気づかないまま
子供が成長して大人になってしまうことは少なくありません。
幼少期の多感な時期に
まともな愛情を与えられず育ってしまった人たちは
こころに傷を残してしまうことがあります。
アダルトチルドレンになってしまったり
トラウマを抱えてしまうこともあります。
幼少期の親との関係は
成長してからも
対人恐怖症や対人不信などの形で大きく影響を残します。
学校生活や社会の中での
対人関係や恋愛関係
仕事や金銭感覚に対して
負の遺産として影を落としていきます。
●子供を苦しめる毒親ってどんなオヤ?
あなたはスーザン・フォワード氏の著書
『毒になる親 一生苦しむ子供』
を読まれた方もいらっしゃると思います。
スーザン氏の著書をきっかけに
虐待する親=toxicな親(毒親)
は一般的に知られるようになりましたね。
親だって人間なので
良いところもあれば悪いところもあります。
間違った選択をすることもあります。
よく”子育てに正解はない”って言葉がありますが
親も子供と一緒に成長するし学んでいくんですよね。
ところが毒親と呼ばれる親たちは
親だから正しい、親の言うことは絶対
みたいな上から見下ろす目線や考え方に囚われ
幼い頃のあなたの行動を制限し
親の言うとおりに動くように
マインドコントロールしていきます。
もし、あなたの両親のどちらか
または両方が巧妙に干渉して
あなたの人生を支配してくる毒親だったならどうしますか?
そのマインドコントロールから逃れ
トラウマを乗り越えるためにどうしたらいいのでしょう?
●毒親のコントロールから逃れる方法
あなたの親が毒親であることに気づきましょう!
あたりまえのことかもしれませんが
”気づく”という行為はとても大事なことです。
何故かと言うと
あなたを始め毒親に育てられた子どもたちは
親が愛情を注いでくれないのは
”自分が悪い、自分のせいだ”
というように原因を自己責任と考えてしまう事があるからです。
でも、それは違います。
親だって完璧ではなくて間違えることがあります。
ひょっとしたらウチの親って毒親かもしれないね!
などと思いつくところがあったら
親との関わり方に対して注意することができます。
要は頼れる味方や理解者だと思っていたら
味方のフリして
肉体的、精神的攻撃してくる。
っていうのが毒親なので
親の正体(と言ったら大げさかもしれませんが)
に気づき対策を取ることが大事です。
まとめ
実は私も毒親に育てられたため
親との関係にはトラウマがあります。
”ありました”という方が良いかもしれません。
”しつけ”とか”教育のため”とか言って
暴言や暴力を行う父親
怖くて抵抗することも、逃げることもできませんでした。
あの時代は毒親という言葉を知らなかったので
”私が悪い子だからお父さんが怒るんだ”
”私がもっと良い子になっれば優しいお父さんになってくれる”
と信じ、良い子になろうと必死でしたね~
何十年も前のことですが・・・(´・ω・`)
私と同じように毒親に育てられたために
過去のトラウマを持っている人
現在も干渉されたり依存されて
悩んでいる人のお役に立てたら~と思っいます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ルナ・マリー