こんにちはアルカスです。
いつも大変お世話になっております。
お誕生日と時間、場所から7つの惑星を考察するネイタル占星術。
今回はその4回目になります。
ネイタル占星術において、個人の誕生日時、場所から、惑星の配置
(天文学では太陽は恒星、月は地球の衛星ですが、占星術では他の5惑星と同様、
「プラネット」と見做します。太陽と月は他の惑星を圧する輝きを持っているので、
この2星のみ「ライツ」「ルミナリーズ」等の別称があります)
を書き込んだ絵図面のことを、ネイタルチャートと言います。
(英国の喜劇王チャップリンのチャート。コメディアンは月を蠍に持つ人が多いです。
批判精神を笑いに転化する才能は、月蠍ならではです。)
僕ら占星術師は、このネイタルチャートを作成し、惑星の配置を
明らかにした上で、暗示の一つ一つを拾い、人生のどの部分に主に影響しているかを
判断および解釈する作業を行います。
僕らにとってそれが「占う」という行為となります。
前回、惑星が人の姿となって、人生に登場すると申し上げました。
ネイタルチャート判断において、どの惑星がどの人物を表示しているか、
この人の父親はどの星によって表されるか、母親はどの星が表示するのか、
恋人は、兄弟は、先生は、友人は…それぞれに担当する星が決まっています。
勿論自分自身を表す惑星もあります。
東の地平線を上昇するサインとそのサインを支配する惑星は、チャートの持ち主自身を
表す基本的かつ重要なポイントと申し上げられます。
サインとは何か、支配する惑星とはどういう意味か、は
追って申し上げさせていただきます。
アルカス