アルカスです。
いつも当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
生年月日等のデータを要しない、質問占星術、ホラリー占星術について、僕が実際の鑑定でお客様よりいただいた、ホラリーチャートをご紹介する事を主に書いております。
あらら16回目になりました。いつ終わるんでしょう。
多分年内一杯かなあ…とは思っているのですが。
今回は久しぶりに失せ物系で参りますね。
多くいただく「どこいった」系のご質問の中で、15年経った今でもよく覚えている案件です。
「自転車の鍵はどこですか?」
1999.3.28 1:02
お客様は30代前半の女性。生活の足として常用している
自転車の鍵が昨日から見つからず困っている。どこにある?とのご質問です。早速チャートを立てました。
以下の通りです。
乗り物系に関する占いではよく迷います。
「鍵」を表す星をどれにすべきか、でもよく迷います。
アルフィー・ラボアというアメリカ人が95年に出版した、
ホラリーによる失くし物探しに関する著書「本失くした…ホラリーで見つけよう」
の中で、彼は例題チャートの一つとして
「僕の車の鍵はどこ?」というチャートを取り上げています。
そこで彼は2室のロード(分からない方ごめんなさい。3月名古屋栄で開催予定のホラリー講座の中で、丁寧に優しく詳しくお伝えしますので、ぜひお越しください。講座に関する正式発表は後日このwebサイトで行わせていただきます!)水星を車の鍵を表す星としていました。
水星は10室牡牛サインにあり、牡牛サインが表す場所は「床の上、保管する場所、クローゼット」であるとも記していました。
僕はたまたまその本を読んでいて、そこだけを覚えていたので、本チャートの2室のロードが土星で、ラボアの本と同様、牡牛サインにあった為、あっ、自転車の鍵、服を掛けておく場所にあるかも、って単純に思っちゃいまして(笑)
牡牛の守護星金星が同じ牡牛在、土星のわりと近くにあって、5室というのも、このひらめきを後押ししてくれる気がしたんですね。
で、次にふっと目に入ったのは、探し物チャートでとても重要な要素である月とフォルトゥーナ。
ドラゴンヘッドも交えて、獅子16度から19度のエリアに集合しています。
部屋は8室。
なんだかよく分からなかったのですが、僕、ぼそっと電話の向こうのお客様に
「お風呂場とかトイレとか、水回りを掃除してください」
って言っちゃったんですね。クローゼットの事は一言も言わずに(笑)
お客様呆れたように、「あのねえ、私自慢じゃないけど水回りの掃除は週2のペースでやってる」と答えましたが、とりあえずもう一度、とお願いし、電話を終えました。
それから6日後の4月3日の夜、再び電話をいただきました。
お客様が仰るには、土曜でお休みだったので、午前中はお風呂とトイレ、シンクの掃除を集中して行い、終わった頃には12時を過ぎていたのでじゃあお昼でも買いに行こうかと、鍵を失くして以来、一度も着ていない自転車乗車用のブルゾンを久々クローゼットから引っ張り出して、ポケットに手を突っ込んだら……
あったそうです自転車の鍵。
「ひょっとしてこれは当たっているのではないか?」と驚かれていましたが、
ん~~~~~~~~~~~~なんともかんとも(笑)当たって、いるのかな?うん、そうしておきましょう。
鍵を発見するために、ワンクッション必要だったと、このチャートは伝えているのかもしれないですね。
アルカス