こんにちはアルカスです。
年末年始のお休みに入っている皆さん、今年も一年お疲れ様でした。
誰しも心の中に一つや二つはある不安・心配・悩み。
その行末と吉凶、成否を占星術師に相談し、占星術師がお客様のご相談内容を把握した時間の星の配置でその運命を占う、世にも奇妙な質問占星術・ホラリー。
本当にそんなのあるの？それって当たるの？
大丈夫？
当たるかどうかは、過去何千とご質問を受けまくり、ホラリーチャートを死ぬほど立てまくってきた、アルカスにお任せを。
今日も厳選した実践チャートを皆様にご紹介いたします。
「帯広のホテルで失くした数珠は戻ってくる？」
2011.10.26 17:04
またまたうちの母親からの質問です。
そしてこのチャート、ご質問者の言う事をそのまま鵜呑みにしてはいかんと、教えてくれているような、僕にとってとても勉強になった「星の配置の方が正しい」チャートになっています。
母親は趣味の油絵の展覧会出品の為に、帯広に一泊しました。
用事を済ませ、無事札幌の実家に戻ってきてある事に気づきました。
「付けていた数珠が無い」
慌てて宿泊先のホテルに連絡を取るも、それらしきものは見つからなかったとのフロントの回答。
大慌てで僕の所に連絡してきて「早速立てろ！（チャートを）」とのご要望に応じ、ホラリーチャートを立てさせていただきました。
以下がそれです。
うーん、僕は唸りました。
母親を表す星がこれで、失くしたと騒いでいるお数珠を表す星がこれなら…お数珠は母親のすぐそばにあるはずです。
つまり札幌の実家にあるはず、なんです。
「持ってきたんじゃねえの？」
「いやそんなはずはない。バッグの中も車の中も調べた。全く無い。
絶対ホテルか、絵画展の展示会場か、移動中に落としたかのどれかだ」
空しい問答が続き、電話は切れました。
母親を表す星と、お数珠を表す星。
二星は次のサインに入っても重なる様子はありません。
となると他の要素で発見日を予測するしかありません。
それ一つだけあるんです。その一つを手掛かりに探すと「10日後」と出ました。
つまり11月5日、となります。
11月4日の朝10時前に、母親から電話がかかってきました。
「あった」と。
場所はリビングの電話台チェストの引き出しの中。
このイメージは正直無かったのですが、月の位置を見るとそうなのかなという気もします。
それよりも問題なのは、結局のところ母親は帯広に数珠をつけていかなかったって事なんです。
それすら思い浮かばずに、自分は道中していると思い込んでいたので、帰ってからの大騒ぎになったと、そういうことなんですね。
当のお数珠はその間ずっと、チェストの引き出しの中でお家の留守番をしてくれてたのです。ついでに母親の大騒ぎも静かに見守ってくれていたと。
まあ馬鹿馬鹿しいと言えばそれまで。
でもこんなことは、「失くした」質問ではよくありがちではあります。
チャートは「お母さんは疲れて、置き忘れてたんだよ」とフォローの暗示も抜かりなく、出しています。
アルカス
アルカスです。ネイタル占星術について。その４．
