アルカスですこんにちは。
いつも大変お世話になっております。
ついに大晦日が来ましたね。
本当に、今日まで読んでいただいている皆様には感謝の言葉もありません。
厚く御礼申し上げます。
来年も皆様にとっていい年でありますよう、心から祈っております。
さてご質問者の心に宿る悩み・迷い・不安を占星術師に告白していただき、術師がその質問内容を理解した瞬間の星の配置で、問いに答える別名質問占星術・ホラリーについてこの年末、ずっと書いてきました。
大晦日ですので、お正月には内容的に出しずらい分で、少しインパクトのあるチャートを皆様にご紹介しようと準備していたのですが、やはり思うところあって、2月まで延期させていただき、今回は代わりのチャートをご紹介します。
「孫は志望校に受かる?」
2011.3.4 19:18
ご質問者は70代女性。ご質問対象者であるお孫さんは中3で高校の入学試験を控えています。
ご質問者は当然お孫さんの合格を祈っています。
チャートは以下の通りです。
試験は入学、入社いずれにおいても、ライバルと自分、どちらがより上回っているか、より良い成績を残せるかにかかっていると言って良いでしょう。
チャート判断も同様です。
「その人」を表す星とライバルを表す星、どちらがより「試験」を表す星と結びつくか、繋がりが深いかで、どちらが勝つかを判断します。
よってその人を表す星が、ライバルのそれより、試験を表す星と占星術的証明による結びつきが深ければ、その人は合格し、
逆にライバルと試験の星との関係性が深ければ、その人は不合格となるでしょう。
読み方はとてもシンプルなのです。
ご質問者のお孫さんを表す星は、試験を表す星と繋がろうとしています。
しかしその度合いがどうも薄めなのですね。
一方ライバルを表す星は、試験の部屋にどっぷり肩まで浸かっています。
試験の星もまた、ライバルの星と固く握手を交わし、覚書まで取っているかのようです。
この強力なタッグに割って入るのは、どうも不可能な感じを受けます。
もう1つ、月が太陽に重なろうと接近しています。
これは正直、よくありません。よくないというか最悪です。
「月にとって最悪の損傷はコンバストである」(ヘンリー・コーレイ)
何枚ものチャートでこの証明は確認済みです。
これは厳しいかな。
試験まであと1週間、手を抜かずにお勉強のラストスパートを、とまたまた曖昧な返事に終始した記憶があります。
次の月にお客様がまた僕の占いを使ってくれて、帰りがけに淡々と話してくれました。
お孫さんは残念ながら、という結果だったそうです。
アルカス