皆さん、こんにちは。
日本全国全てのエリアで緊急事態宣言が解除となりました。
休業していたお店が再オープン、県をまたぐ移動もOKとなり
ようやく日常が戻ってきたようでホッとしています。
とは言っても、毎日どこかで新規の感染者が発生し
散発的にクラスター(集団感染)が起こっているのも事実。
ウイルスが消えて無くなったたわけではないので
今の段階で、以前の生活にそのまま戻ることはできません。
これからは「with コロナ」
コロナと共に共生していくことが求められているのです。
政府の専門家会議が掲げる「新しい生活様式」では
今後の生活の仕方についていろいろと説明されています。
行動面で変わるのはもちろんですが、気持ちの面からみても
before コロナ(コロナ騒動の前)とwith コロナ(今から)では
変化があるのではないでしょうか?
「コロナ離婚」という言葉が話題になりました。
在宅ワークで夫がずっと家にいる
学校が休校になって子供がずっと家にいる
当然、家事や育児の負担が増加します。
家の中という狭い空間、先が分からず不安な状態で
お互いのストレスから行き違いが始まるのです。
「何もしないのに文句だけは言ってくる」
「今までのように自分のペースで動けないのがイラつく」
そんな不満が多く聞かれました。
日本ではまだそれほど表に出てきてはいませんが、
アメリカでDVの被害が増加したという報告もあるそうです。
では、今まで見過ごしてきた相手の嫌な面に気が付いてしまった時
どんな行動をとったのでしょうか?
妥協できずに、離婚という結論に達したご夫婦もいるでしょう。
解決のために話し合いを試みたカップルは
「口に出して言わないと相手に伝わらない」ということに
改めて気付けたかもしれません。
自分のための逃げ場(一人になる時間や場所、夢中になれる事)を見つけて
やり過ごす方法がフィットするなら、それも有り。
いずれのパターンでも、相手のことと自分のことをしっかりと考えて
二人の関係を見つめ直すキッカケになったはずです。
フリーの方や交際中のカップルからは
「結婚を意識するようになった」という声が多くあがっています。
外出の自粛や在宅ワークで家にいることが多くなると
どうしても孤独感を感じてしまうもの。
「誰かと話をしたい」「好きな人と一緒にいたい」
と思うのは自然な流れです。
今回は「同居の家族以外とは接触を減らすように」と言われていたこともあって
我慢して会わずに過ごしていた恋人たちもたくさんいます。
だからこそ「家族」の意味がより強くクローズアップされたのでしょう。
そして、初期の頃によくあった「急に容体悪化」の報道。
それを聞いて心配になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一人でいることへの不安、二人で支え合うことの安心感が
結婚に対する前向きな気持ちを後押ししたと考えられます。
一方、数はそれほど多くありませんが
別れることを決断したカップルもいます。
「自粛で会っていなかったけど別に困らなかった」
「一人で好きなことをしている方が気楽だった」
離れることを選んだ方々にお話を聞いてみると
「相手のことが嫌いになった」という方は少なく
どちらかと言うと「惰性で付き合っていたことに気が付いた」
という感じでしょうか。
「自分の気持ちに正直になる」
自粛期間は、その気付きのための良いタイミングになったようです。
ご夫婦、フリー、カップル
それぞれの立場で、それぞれの葛藤や気持ちの変化があったことと思います。
ただ、それは悪いことばかりではなく
何となく適当に流してきた日常を見直すチャンスでもあったはず。
「本当に大切なものを知ることができた」とポジティブにとらえて
「with コロナ」を過ごしていきましょう。
どうか、おだやかで安心できる日々が戻ってきますように。
電話占いアクシア 桜珠(おうじゅ)でした。
桜珠先生のプロフィールはこちら