皆さん、こんにちは。
先日、久しぶりに学生時代の友人に会ってきました。
彼女は、お子さんが2人いるシングルマザー。
3年前に子宮ガンと診断され、手術を受けました。
その後順調に回復して、今は仕事にも復帰
育児にも趣味にも、全てに全力投球の素敵な女性です。
その彼女が何気なく話してくれたことです。
「今だから言うけど、
あの時「頑張って」って言われるのキツかったんだよね。
今でも精一杯頑張ってるのにこれ以上何をすればいいの?
って思って。」
ドキッとしました。
正直自分が彼女に対して、その言葉を掛けたかどうか
覚えていません。
彼女も、特定の誰かに対して非難しているわけでは
ないのでしょう。
でも、言ってはいけない言葉という認識は無かったし
「頑張って」が人を傷付けるかもしれないなんて
少しも考えたことがありませんでした。
だからこそ、今彼女におしえてもらえて良かった
とも思います。
そういえば、以前にも同じような話を聞いたことがあります。
ご家族のことでツラい思いをされた方が
「神様は試練を乗り越えられる人にしか与えない」
という言葉に傷付いた と。
お友達は、彼女を助けようと思ってそう言った。
それは彼女にも分かっていた。
それでも、その方は
「試練なんていらない、乗り越えられない、なんで私なの?」
と感じられたたそうです。
難しいのは「頑張って」や「試練を・・・」が
必ずしもNGワードではないこと。
「頑張って」に励まされてやり遂げられた
という人もいるし
「試練を・・・」と言われて受け止めることができた、
前を向くことができた
という感想も聞いたことがあります。
その人その人で感じ方が違うからこそ難しいのです。
相手のことが大事だから何か伝えたい という気持ち。
相手の心を救いたいから声を掛けたい という気持ち。
それは、決して間違ってはいないけれど
でも、「相手の立場に立つ」ということがどれだけ難しいことか
考えさせられた彼女の一言でした。
悩みながら、考えながら
寄り添っていけたら良いですね。
電話占いアクシア 桜珠(おうじゅ)でした。
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