皆さんこんにちは。
前回は
冬に備えて肺を整えることが
大事というお話しをしました。
今回は具体的な方法をお伝えしたいと思います。
まずは食事について
秋は肺に関連しており、
そこに対応する味覚は
辛味になります。
辛味は肺の働きを助ける作用があり、
気や血流を良好にし、発汗作用があります。
夏に比べて汗をかきにくくなった秋には、
体内に水分が溜まりがち。
例えば、
鼻水、鼻づまり、
風邪をひいたときに顔がむくみやすい
こういった症状がある方は、
体内の水分が過剰になっている傾向があるんですね。
そのような症状の方には
辛味のある料理を普段より意識的に摂り
発散させると良いと言われています。
反対に
咳がとまらない、
喉がイガイガして辛い
肌荒れが気になって、、
といった場合
秋の乾燥した空気により、
肺が渇き、体の乾燥を招いていると考えられます。
乾燥に弱い肺がダメージをうけている状態なんですね。
このような場合は肺を潤すことがより大切です。
大根や白菜、梨などの白い食材が良いとされています。
肺を潤す効果がありますよ。
辛味は肺にとって大切な味覚ですが
摂りすぎると体の乾燥がすすむ事もあるので
バランスよくとってみてくださいね。
そして感情面では
肺は「悲しみ」「憂い」と関連しています。
秋は陰陽では陰の季節。
陰のエネルギーが強くなると、
気持ちが自分の方向へ向かい
もの悲しくなったり、
不安や落ちこみやすくもあります。
悲しみ、憂いの感情が強くなり過ぎると
肺の機能の低下を招くこともあります。
物事をなんとなく悲観的に感じたり、
モチベーションが上がらない、、
こんな時は、
いつのまにか 肩が丸まって
呼吸も浅くなりがちです。
そんなときにおすすめのヨガポーズを
1つご紹介したいと思います。
コブラのポーズ
①うつ伏せになり、両手は胸の横に置き
脇を締めてください。
②足幅は腰幅程度に開き、
額もしくはあご先をマットにつける。
③一度息を吐ききり、
息を吸いながら上体を起こしてキープ。
肩はリラックスして、
あとはラクに呼吸を繰り返してあげてくださいね
胸元が開き、深い呼吸を促します。
気持ちが前向きになれるポーズですよ。
※上体をそらすので腰が弱い方は
無理をしないようご注意ください ね。
みなさんは当てはまる症状はありましたか?
冬はイベントが増える時期でもあります。
そのイベントを十分楽しむためにも
今のうちに体調面や気持ちを整えてみては
いかがでしょうか?
アクシア 碧華でした。
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