皆様、こんにちは。
首筋にあたる風が冷たさを増してくる季節になりましたが、
ご機嫌麗しくお過ごしでしょうか?
この季節、体もだるく疲れやすい。
外出がおっくうで引きこもりがち。
つい甘いものを食べすぎてしまう。
日中も眠気があってやる気が起きない。
そんな辛さを感じている方、
それはウインターブルーと呼ばれる季節性感情障害
冬季うつ症の症状かもしれません。
その名の通り、
秋口から冬にかけて起こる季節性の機能障害で、
20代30代の女性が多く発症すると言われ、
男性の3~4倍の疾患率とされています。
睡眠障害の方は発症しやすいとも。
おもな症状は、過眠、過食、倦怠感、気鬱などで、
症状が重い場合は日常生活に支障をきたすこともあります。
余談ですが、
私も20代の頃、他の機能障害に加え、
この症状にも悩まされ、
冬の3か月を「冬眠」と称して、
休職して過ごしていた時期がありました。
その頃は、なんてぐうたらなんだ!と、
よくお叱りを受けたものでございます。(笑)
話がそれてしまいましたが、
この冬季うつ症には日照時間が
大きく影響しているといわれ
日照時間が長くなる3月頃になると
回復するというサイクルを繰り返します。
人の体は日光を浴びることで、
脳内にセロトニンを生成します。
このセロトニンはアドレナリンと反対の作用で、
心をリラックスさせ、精神を安定させる作用があり
「幸せホルモン」とも呼ばれています。
セロトニンは睡眠ホルモンである
メラトニンの原料でもあります。
メラトニンは、季節、睡眠覚醒、ホルモン分泌など、
概日リズムを調整する作用があり、
不足することで体調不良等、
変調をきたしやすくなります。
そしてセロトニン不足を補おうと
身体がエネルギーを求め、
セロトニン合成に必要な糖質の過剰摂取に
つながってしまうことも。
冬になると食欲が抑えられない。
冬になると太る。
十分に睡眠をとっているけれど
疲れが取れず、いつも眠い。
といった方は、冬季うつ症傾向の
可能性があると考えられます。
症状が重い場合はお医者様に
相談することも必要かもしれません。
このウインターブルーの対処法として、
少し早起きして、たっぷり朝日を浴び、
規則正しい生活と軽い運動をすること。
あたり前の事のように感じますが、
体内時計を調整して生体リズムを整えることが大切なのです。
お日様にあたれない場合は部屋の照明を明るくして
朝と夜のリズムを作るように心がけてください。
そして軽い運動による爽快感や活動的な気分は、
ドーパミンやエンドルフィンなど
気持ちをコントロールするホルモンの分泌を促します。
これからのイベントシーズンを楽しく迎えるためにも、
無理しない様、快適な毎日をお過ごしくださいませ。
それでは
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
電話占いアクシアのUgetsuでした。
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