皆さん、こんにちは。
「涙活(るいかつ)」という言葉をご存知ですか?
「涙活」とは、
能動的に泣くことによって
心のデトックスを図る活動のこと。
簡単に言うと、
わざと自分から泣くことによって
ストレス解消を図るのだそうです。
泣ける映画の上映や泣ける物語の朗読で思う存分涙を流し
泣ける話を参加者と共に考え、泣きの体験を共有した者同士で交流する
そんな涙活イベントも、最近では多くの参加者を集めているのだとか。
涙は主に3種類に分けられます。
「基礎分泌の涙」
埃や細菌などから目を保護する役割があり、
絶えず角膜を潤った状態に保つために分泌されています。
「反射的な涙」
タマネギを切った時や、ゴミや催涙ガスなどの異物が
目の環境を刺激した時に出る涙です。
「情動の涙」
感情が高ぶった時に分泌される涙のことで
共感を司る脳の前頭葉に血流が増え、興奮することで流れます。
人間がストレスを感じると、普段はバランスが取れている
「交感神経」と「副交感神経」の割り合いがくずれて自律神経が乱れます。
そんな時に威力を発揮するのが「情動の涙」。
幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」という神経物質が
涙が出るのと同時に分泌され、バランスを元に戻す働きをします。
その結果、ぐっすり眠った後と同じように
心身がリラックスした状態になるのだそうです。
泣いた後に、何だか気分がすっきりするのは
きちんとした理由が有ったんですね。
イベントに参加するのはちょっと敷居が高いけど
一人でこっそり涙活なら、私にも出来るかも。
今日は寝る前に部屋で一人、思い出の歌を聞いてみたいと思います。
皆さんお薦めの「泣ける映画」「泣ける歌」は何ですか?
今度聞かせてくださいね。
電話占いアクシア 桜珠(おうじゅ) でした。
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