皆様、こんにちは。
ご機嫌麗しくお過ごしでしょうか?
桜の季節、
お花見シーズンの始まりですね。
最近よく思い出すのは、
20代の頃の友人のこと。
「元気になったらまた夜桜見に行こうね。」
そう言って別れ、自宅に帰った。
留守番電話に、
「やっぱり寂しい…ダメかも…ごめんなさい。」
弱々しくすすり泣くような声のメッセージ。
「しまった!」
そう思い、タクシーに飛び乗った。
彼女の家に戻る道中、
強い衝撃で頭の中は混乱して真っ白。
それが私と出会ってからの
彼女の2度目の自殺未遂だった。
何故、あの時、
彼女を一人残して帰ってしまったのか。
後悔の気持ちが溢れてきた。
若くて未熟だった私は、
連日連夜の不安定な彼女の言動に
寄り添いきれず草臥れてしまい
ひとりになりたかった。
思いやりと優しさが欠けていたのだろう。
ただ、ひと息つきたい。
そう思って自宅に戻った気持ちはよく覚えている。
1度目の時から1年以上が過ぎて、
彼女中心になっていく生活の中で、
私の心も疲弊してしまっていた。
彼女もそれを感じていたのかもしれない。
お兄さんが付き添い彼女は入院した。
その後、私も体調を崩し、
急速に彼女とは疎遠になってしまった。
10年ほどが過ぎて、
SNSで彼女からメッセージが届いた。
「お久しぶり。元気?今何してるの?」
メールでのたわいないやり取りが1時間ほど続き
「また会いたいね。」
そんな言葉で終わったが、
お互いにお友達申請することもなかった。
いまだに私は未熟で自分勝手なまま。
常にこれでいいのかと自問自答の中にある。
同じ空のもと、
彼女が幸せでありますように。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
電話占いアクシアのUgetsuでした。
Ugetsu先生の詳しいプロフィールはこちら