こんにちは!電話占いアクシアの神実です。
あなたは、家族や友達、
職場や学校で関わる方、ご近所さんなど周りの方。
そして、一番大切なパートナーを素直に愛せていますか?
愛し、愛されることって、
実は、“食べる事”よりも生きていくうえで大事なんです。
こんなデータがあります。
今からおよそ800年前の神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世は、
人体を解剖して消化機能を調べたりする人体実験を行ったことで知られています。
フリードリヒ2世は、教育を受けていない子供が最初に話す言語を知るため、
乳母と看護師に授乳している赤子に向かって何も話さないように命じました。
フリードリヒ2世の実験は、部下に50人の生まれたばかりの赤ちゃんを集めさせ、
部屋に隔離して、乳母たちに下記の条件で実験を行うように指示しました。
1. 赤ちゃんの目を見てはいけない
2. 赤ちゃんに笑いかけてはいけない
3. 赤ちゃんに話しかけてはいけない
4. 赤ちゃんにミルクを与える
5. 赤ちゃんをお風呂に入れる
6. 赤ちゃんの排泄の処理をする
簡単にいうと、生きるための世話はだけで、
スキンシップは一切行ってはいけないと命じたのです。
外からの情報を一切遮断して、条件を統一して、
最初に話す言語を調べようとしたのです。
なぜなら、フリードリヒ2世は、
人間は生まれた時から何かしらの「言葉」を持っていると信じていたからです。
さて、この50人の赤ちゃんたちが成長してどんな言葉を話すようになったと思いますか?
“あー”とか“うー”など、一般的な赤ちゃん言葉を発したのでしょうか?
想像してみてください。
実験の結果は、50人の子どもたち全員が、
1歳の誕生日を迎えることなく死んでしまいました。
この実験から分かったことは、物質的なお世話だけでは、
赤ちゃんは生きられないということでした。
フリードリヒ2世が調べたかった言葉の実験は失敗でしたが、
赤ちゃんがスキンシップという精神的なお世話なしでは、生きられないことが分かった、
とても意味のある結果になったのではないでしょうか。
こういう実験が行われていたこと自体、恐ろしいことではありますし、
勿論、現代では、あってはならないことです。
だからこそ、先人達の知恵を私たちは、
ちゃんと理解して活かすことを考えた方がいいのです。
また、第2次世界大戦後のスイスで、アメリカの心理学者ルネ・スピッツは、
戦争で孤児になった乳児55人に対し、孤児院で十分な食事と清潔な部屋を用意したが、
スキンシップを一切行わなかった結果、55人中27人が2年以内に死亡。
17人が成人前に死んでしまい、
残った11人は生き続けましたが、
その多くには知的障害や情緒障害が見受けられたそうです。
衣食住が、ちゃんとできていても、
コミュニケーションやスキンシップがないと、
人は生きられないということです。
猿人類が木の上の生活を捨てて、
地面に降りた時、肉を食べるようになりました。
この時、人類は、大きく変化しました。
肉を得る為に必要な変化をしたのです。
肉体的には、体毛を捨て、体温調節ができるようにして、
長距離獲物を追い、疲れさせて獲物を討つ。
それも、ひとりの力では大きな獲物をやっつけるのは無理なので、
集団でチームワークを駆使して猟をすることを学びました。
ひとが“ひとり”では生きられない“生き物”であることは、
猿人類お頃から受け継いだ遺伝子なのでしょう。
そして、肉を食べるようになったことで脳が大きく成長しました。
脳の発達は、今に続く人類の進化です。
何度も何度も危機を乗り越え、現代まで生き延びてきた人類。
私たちの祖先は、人類がコミュニケーションやスキンシップがないと生きられないことを、よく知っていました。
それも理屈ではなく感覚で。
電気もガスも水道も便利になり、日常生活がスムーズに送れるようになりました。
時代が変わっても無くならない孤独死。
実験は、赤ちゃんや乳児で行われものですが、大人だって同じだと思います。
だから、孤独死がなくならない。
コミュニケーションやスキンシップは、“愛のしるし”です。
コロナで私たちの生活様式が大きく変化しています。
ソーシャルディスタンス。
生活が変化しても、人類に大事な“祖先から受け継いだ遺伝子”を
私たちは、これからも受け継いでいきます。
あなたの“大切な人”は、“あなたの愛”で生きていられるのです。
そして、“あなた”は、あなたの“大切な人の愛“で生きていられるのです。
頭で考えないで、感覚を大事にして、
後悔しないよう、生きているうちに、
素直に愛し合いましょう!
電話占いアクシア 神実でした。
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