皆さん、こんにちは。
暑かった夏が過ぎ、朝夕の風に涼しさを感じる季節になりました。
停滞する秋雨前線や台風発生の情報も聞こえてきます。どうぞ皆さん、充分にご用心ください。
皆さんは、誰かの言葉で嫌な思いをしたことがありますか? 何気ないひと言に気持ちがザワついたことはありますか?
「バカ」「キモい」「デブ」など、明らかな中傷が人を傷付けることは誰にでも分かります。常識のある大人なら、さすがに面と向かってそんなことは言わないでしょう。
問題なのは、相手に悪気がなくても心にダメージを受けてしまう場合があるということです。
たとえば、容姿について
「太った?」「派手じゃない?」「前の髪型の方が良かったのに」
たとえば、結婚や出産に関して
「なんで結婚しないの?」「次は女の子(男の子)だといいね」「ひとりっ子はかわいそう」
たとえば、職場で
「向いてないよ」「だから女は~」「前にも言ったよね」
たとえば、夫から妻へ
「何でもいいよ」「手伝ってあげてる」「暇なんでしょ」
たとえば、友だちとの会話で
「悩み無さそう」「天然だよね」「血液型〇〇でしょう?」
たとえば、自分の好きなモノに対して
「それ不味いよね」「どこがいいの?」「お金がもったいない」
言った当人だって、決して意地悪で発言しているわけではないでしょう。笑って流せばいいのは分かっています。
でも、やっぱり引っかかって気分が悪い。ムカついてモヤモヤする。 私が悪いの? 悪くないよね?
こんなとき、どうやって対処すれば自分の心が落ち着くのでしょうか?
まず、あなたと相手の関係性を考えてください。
仕事の関係先? 社会的に必要なお付き合い?
だったら、仕事上のやり取りや最低限の世間話だけでOK。プライベートに関わることは聞き流しましょう。
どうせ、相手はあなたのことなんてよく知らないのです。「今日はいい天気だね」と同じくらいの意味しかないと理解しましょう。
真剣に考えて悩むなんて時間がもったいありません。
もう会わなくてもいい相手?
そういえば、前からちょいちょい感じ悪いと思ってた。自分から会いたいとは思わない。
だったら、距離をおきましょう。あなたが落ち込むことも、無理に合わせる必要もないはずです。
こちらからは連絡せずに、それでご縁が切れたらそれまでの関係だったということです。
あなたにとって大事な人?
だったら、自分の気持ちを正直に打ち明けましょう。今まで、嫌だと感じても我慢していませんでしたか?。
悪気のないお相手は、あなたがこれだけ傷ついていることにも気が付いていないはず。
ただ「嫌だ」と言うのではなく、「その言い方だと傷つく」「自分はこう感じる」と分かりやすくはっきり伝えることが大切です。
逆から考えてみましょう。あなたが誰かを傷つけている可能性はないでしょうか?
自分がされて嫌だったことは、他の人にもしたくありませんよね。
自分の考え方が常識だと思い込むのは危険です。正論だけど、その人のためだけど、でも言われて腹が立つことってあるのです。
いろいろな思いがあって当たり前、正解は人それぞれ。そこを理解して、決めつけるような言い方は避けましょう。
「それは変だ」を「こっちも良いと思う」、「それはダメだ」を「私は苦手」と言い換えるだけで、柔らかな言い方に変化します。
人は一人一人違うもの、思いも考えも感じ方もそれぞれです。
想像力と思いやりを持って、心地良く過ごしていきたいですね。
電話占いアクシア 桜珠(おうじゅ)でした
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