こんにちは。占い師の木蓮と申します。
普段はタロットや霊感霊視、陰陽道などを使って拝見させて頂いていますが、元々国際中医師をやっていたので、心も身体もいい塩梅で、力を抜いて過ごせればいいなと考えています。
という訳で、最初のブログは「この時期に食べるといい物」についてです。本日3月9日は、あちらこちらで袴やスーツで着飾った方々も目立つ卒業シーズン、区分上「春」に 分類されるかと思います。(昨日起きたらお向かいさんの家の屋根に雪が積もっていた、といった光景はこの際忘れる事にします)
春は、陰陽・東洋医学では全てが芽吹く時期。寒さを凌ぐためにキュッと縮まっていた身体を伸ばし、身を守っていた硬い殻を破って大きく息を付く、いわば「静」から「動」へと方向転換する時期に当たります。その為、それまで出来るだけ省エネで済ませていた身体を動かすエネルギーも、「いや、そろそろ解禁でしょ」とドンドン高まり、外へ向かって流れていくのです。勿論それは、これから活動していくための大切な手順です。ただ、身体はそれまでの冬眠モードから目覚めるための準備が必要なのです。
東洋医学では、春に活発に活動する臓器を「肝」(肝臓)と結び付けて考えています。この肝臓は、西洋医学でいう所の肝臓とは、ちょっと違う捉え方をされているのですが、それはさておき、活発に動く=良くも悪くもこの時期の影響を受けやすい、という事でもあるのです。
せっかくエネルギーが高まっても、上手く循環していかないと部分的に加熱してイライラしたり、反対に「なんだかダルい・・・」となってしまいます。そして肝は、エネルギーを循環させるのに大きな役割を担っているのです。
この肝の動きをサポートするお助けアイテムは「酸っぱい物」です。よく「お酢で血液サラサラ」といった広告を耳にしますが、酸っぱいものは身体を元気にする力もサラサラ流してくれます。また、春は「青」、つまり緑の食物も重要なサポートアイテムになります。新鮮な春野菜のサラダを美味しく食べて、この時期を元気に過ごしていきたいですよね。