皆さん、こんにちは。
今回は、私がまだ高校生だった頃に
経験した不思議な出来事を
お話ししたいと思います。
ある日夜中にふと目覚めて、
何気なく寝返りを打とうとすると
全く身体が動かないのです。
寝返りどころか、
手足を動かそうとしてみても全然ダメ。
1ミリも動くことができません。
なぜか、
怖いという気持ちは全く起こりませんでした。
その時の正直な心境としては
「あれ? あれ? 何これ? 私どうした?」という感じ。
恐怖よりは、
不思議に思う気持ちの方が
強かったことを覚えています。
そうこうしているうちに、
何だか部屋の中が暖かくなってきました。
自分の身体までもがポカポカしてくる感じ。
そして、どこからか声が聞こえてきたのです。
「大丈夫、大丈夫、大丈夫だから」と。
顔も動かせないので、
もちろん声を発した人を見ることはできません。
でも、
不思議なことにその時の私には感じることができました。
女の人、裾まで届くようなロングの服を着ています。
その服の色が水色だったことまでハッキリ分かったのです。
その後どうなったのかは分かりません。
気が付いたら、朝。
普通に目覚めて、
普通に身体を動かすことができました。
あれは夢?
いえいえ、夜中に起こったことはハッキリと覚えています。
あの暖かくなる感じ、あの声のトーン
どう考えても夢だとは思えません。
金縛りは、 睡眠障害の一種で「睡眠麻痺」と呼ばれるもの。
現代医学では、すでに解明されています。
脳が起きているのに、身体は寝ている状態
その時に夢を見ると、夢をまるで現実のように感じてしまう。
ストレスや生活時間の乱れから睡眠リズムが崩れたり
身体の疲れや、興奮状態のまま眠りにつくと起こりやすいことも
実験から分かっているそうです。
確かに、
当時の私はいろいろ悩んでいることがありました。
いくら考えてもどうにもならない、
行き詰っている状況でした。
多分、
ストレスが溜まっていて身体も疲れていたのでしょう。
だから睡眠麻痺が起こっても不思議はありません。
でも、私が感じたのは絶対に夢なんかじゃない。
だって今でもはっきり覚えているもの。
そして何より、その後私の悩み事がだんだんと
あの声のように「大丈夫」になっていったのも事実なのです。
金縛りを、心霊現象だと言い張るつもりはないし
皆に当てはまるものでもないでしょう。
でも、科学だけでは解明できないことも
世の中にはあるような気がします。
「大丈夫だから」
あれはきっと私を助けてくれる誰かの声。
弱っている私に届けてくれた声。
私はいまでもそう信じています。
電話占いアクシア 桜珠(おうじゅ)でした。
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