こんにちは、賢空です。
今日はとても変わった人、私の母親にまつわるお話をしてみましょう。
母の事を説明すると、小説が書けそうなくらい変な人です。
今日は一足先に逝ってしまった父との相性を観てみることにします。
二人にとって衝突は日常茶飯事でした。
幼いころ私はそのことが理解できずに聞きました。
「お父さんとお母さんは愛し合って結婚したんじゃないの?」と。
そういう時だけ二人とも大笑いします。
が、数分もたたないうちに激しいバトルの再開でした。
寅年同士なので、それも仕方ないのかなと納得していました。
最近になって、干支にも種類があることを知りました。
両親は「喧嘩寅」同士だったようです。
これは思わず笑うしかないですよね。
60歳過ぎてからの母は、
家族全員を巻き込んで大暴れしたのですが
そのくだりは端折ります。
当然夫婦仲は悪かったのですが、
一度だけ父親が別れを考えた以外
結局最後まで添い遂げました。
手前味噌で恐縮ですが、
母は美人で男性からいつも言い寄られていますが
一切はねのけてきました。
今、そんな母は独身を貫いています。
父親の最期がわかっても泣きませんでしたし、
言葉も普段道理そっけなく
なんという冷たい人なんだろう、と思っていました。
父親は頑固でしたが、明るく人気者です。
そんな父が最期に
「お前の言いたいこともわかるが
夫婦には夫婦にしかわからんことがあるんだ」
と笑って私を諭しました。
今年は父の十三回忌です。
そんな時間が経っても、母親は暢気に過ごしています。
私は最近、なるべく母親と会話するようにしています。
ふと、「この人も私のように不思議な夢体験があるのかも」
と思い、夢はどんなものを観るの?と聞いてみました。
「うーんそうだね~、ああ、お父さんならよく出てくるよ」
えええーーーー!!!私はのけ反りました。
その時の父は怒っているかと問うと、
ただぼんやりとそこに居るそうです。
そして、
ちゃんとやれよと言いたそうな時がたまにあるそうです。
12年間それを言わなかった母。
あるんですね、夫婦には夫婦にしかわからんこと。
それを確信して逝った父にも天晴としか言えません。
母の兄弟は8人。うち女が7人。
全員美人ですので、
当時の恋愛事情は面白おかしく話してくれます。
いずれその中から感じ入った物語をご紹介する予定です。
寒くなって参りました
皆様におかれましては
風邪などもらわないようにあたたかくしてお過ごしください。
電話占いアクシア 賢空でした。
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