こんにちは、
桜吹雪の中、於岩稲荷田宮神社を訪ねました。
ご存知の方も多いでしょうが、
あの四谷怪談で有名なお岩様をまつった神社です。
恐怖映画や舞台の製作者や役者さんが上演前に必ず参拝しないと、
祟りがあるという話をテレビや週刊誌などでみていたので、
さぞかし怨念の氣を感じるところかと思っていたのですが、
実際は全く反対。
とても優しい穏やかな氣が充満していて驚きました。
駅前とは違い住宅街の中に路地を挟んで、
於岩稲荷田宮神社とお岩様由縁の井戸のある陽運寺(お岩様の立像を奉祀されている)がありました。
どちらも小さいのですが、参拝者は多いようです。
陽運寺は厄除け、ご縁事に霊験があるようでとても細やかな手入れのゆき届いた、
インスタ映えする、おしゃれなお寺です、癒しのカフェのようなたたずまいです。
於岩稲荷田宮神社は、時代を感じる素朴な祠に、
家紋である陰陽曲玉の幕がモダンな感じでした。
当時から生活に利用されていた湧き水の水場も残されてます。
「東海道四谷怪談」は、江戸時代の4代目鶴屋南北(1755-1829)の書いた戯曲です。
才能ある南北がモデルにしたのが、
200年も前に貧しい御先手同心
田宮又兵衛(田宮伊蔵)の娘お岩だったわけです。
お岩様は貧しい家ながら養子をとり、良妻賢母で良く働き、
家伝来の敷地内にある稲荷を信仰し、
窮乏していた田宮家を再興した人物で、
近隣の人たちは、お岩様の幸運にあやかろうと
お岩様の屋敷の稲荷をお岩稲荷と呼んで信仰するようになっていたそうです。
そんな人をモデルに想像力を膨らませて書き上げた「東海道四谷怪談」は爆発的にヒット。
歌舞伎でも上演されて、長きに渡り日本の有名な怪談話として定着したわけです。
このヒットもやはりお岩様の幸運のご利益だったのでしょう。
こちらには復縁や縁切りを目的で訪れる人も多いようです。
復縁の近道は「手放すこと」
憎しみ、嫉妬、ひがみ、執着 これらの醜い感情と決別することを縁切りと言います。
自分の中のマイナス感情とは縁を切ることで、復縁につながります。
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